人はなぜ騙すのか――狡智の文化史

著者 :
  • 岩波書店 (2012年2月16日発売)
2.90
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 10
3

引用される多くの昔話や寓話、その他の作品から動物の騙し合いなど、そこのところは興味深くて面白かったのだけど、タイトルから想像した着地点からさほど外れなかった。

というかタイトルがあんまり合ってない気がする。
哲学または心理学っぽい。
けど内容は○○学だ!と決めにくい。
騙しの歴史 というには少々スケールが大きいかな。

柳田國男の話が印象的。
あとは大和魂とか。

誰かを騙してみたくなりますね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:
感想投稿日 : 2012年5月25日
読了日 : 2012年5月25日
本棚登録日 : 2012年5月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする