著者初読み。地元の常連さんに愛される隠れ家的小料理屋と周辺の人々との料理にまつわる話で全体的にマッタリ感ある雰囲気である。ライバル店からの偵察から見えてくる嫌がらせの部分は萎えてしまった感じであるが、元従業員に対する大樹の対応は良く、元従業員も味に納得するなど丸く収まって良かったが、店の信用に関わる問題だし、許せないと感じてしまう。碧の過去を菜穂に話し、菜穂はぎこちなさを感じながらも大樹達から料理を教わり、母のために弁当を作る姿が良く、親子の絆が伝わったのではと思う。全体的にはさらりと読めた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
作者 か行
- 感想投稿日 : 2016年7月1日
- 読了日 : 2016年7月1日
- 本棚登録日 : 2016年6月28日
みんなの感想をみる