読むとだれかに語りたくなる わたしの乱読手帖

著者 :
  • 中央公論新社 (2011年10月22日発売)
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本棚登録 : 50
感想 : 8
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人はなぜ読書をするのだろう?もちろん、本など読まずとも毎日の生活に困ることは何もないのだろうし、生涯のほとんどを本を読まずに送る人もいるのだろう。
ふだんは意識していない自らへの問い、例えば「生きるということはどういうことなのだろう?」とか、「自分という人間はどんな人間なのだろう?」などということが、ふとした拍子に頭の片隅に生まれたとき、人はその答えを求めて、どうしようもなく本を求めるのではないか。
ここにも、そんな問いを求めた人の確かな記録がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2020年9月11日
読了日 : 2020年9月11日
本棚登録日 : 2020年9月11日

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