大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

制作 : John Toland 
  • 早川書房 (2015年6月4日発売)
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本棚登録 : 231
感想 : 15

第1巻は、二・二六事件から真珠湾攻撃の前夜まで。
いくらでもアメリカとの戦争を回避する可能性はあったのに、それが互いの先入観や誤解、要職にある者のパーソナリティなど、様々な要素によって戦争へと突き進んで行く。その過程が、まるでドキュメンタリーの映像を見ているかのような迫真の記述によって語られている。膨大な資料と証言の積み重ねなくしては、このような記述は不可能であったろう。訳もいい。第2巻以降が楽しみである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2018年5月30日
読了日 : 2018年5月29日
本棚登録日 : 2018年5月30日

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