著者と同時代に生きた人物を含む10人の評伝。
前半は何とか読み進めることができたが、ブレヒトの章で頓挫。あまりに難解な文章に、しばらく読み進めることができなかった、もちろん、ブレヒトの章については、ほとんど理解できていないと思う。
特に頁が割かれているのは、ヤスパースとベンヤミン。
ヤスパースは著者の師匠筋であるから当然であろうが、ベンヤミンについては、あともう少し運命の歯車のいたずらを辛抱できれば生き永らえたであろうという無念さが、ベンヤミンへの愛情溢れる文章となっていると思われる。
ベンヤミンの著作も、少しだけ読んで積ん読状態となっているので、これを機会に読み直してみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
評伝
- 感想投稿日 : 2015年4月7日
- 読了日 : 2015年4月7日
- 本棚登録日 : 2015年4月7日
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