菊池さんがCDの売り上げを予想するという、タワレコのbounce誌の連載が編集された一冊。毎回3アーティストの売り上げを予想しているんですが、しっかり読んでると結構疲れました。たまに興味深い内容も出てきますが、菊池さんの文章は慣れないと読みにくいです*1。
ただ、コラムのように入っている「INTERVIEW」と「××年の音楽シーンを振り返る」はなかなか面白かったです。強烈なアンチが存在するORANGERANGEは2つの曲をパクって1つの曲にしているとその技巧の高さを指摘したり、アニソンがチャートから隔離されていた過去とか、宇多田ヒカルがアメリカでイマイチなのはR&Bのセクシーさが足りないだとか色々と面白い話題が出てきたり。
書き出しは適当な感じで始まりますが、結構興味深くて面白い本でした。
あと株券てもう紙じゃないんですね(アナログ人間)。
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- 感想投稿日 : 2011年7月14日
- 読了日 : 2005年10月1日
- 本棚登録日 : 2011年7月14日
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