世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?

著者 :
  • マガジンハウス (2013年4月11日発売)
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本棚登録 : 444
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チェック項目9箇所。この本は最高のパフォーマンスを出す総合コンディショニングのテキストブックを目指した、雑誌の『ターザン』誌上での連載がベースになっていることもあり、気合も大事だが気合だけでなく科学思考も取り入れてわかりやすく説得力を持たせることを心がけた。すべてのリーダーが文武両道であるとは言わないが、競争が激しく知力、体力ともに高いレベルを要求されるグローバル化の時代では、文武両道はリーダーたちの必要条件となってきている。われわれも今から身体を鍛えて準備しよう、次世代にとって負担にならずに、次世代が財産と言ってくれるような存在を目指そう、そのためには適度な運動を続けていこう! 100m走ではチーターはもちろんゴリラにも劣る人類の走力だが、42.195kmを走らせたら生物界ナンバーワンだという、しつこく追うことで人類は狩りで成功した、走るために脳が発達したと言ってもいい。日本でモテても世界では通用しない、日本の異性市場は人口比で2%未満! グローバル化でやがて世界からスーパーマンのような同世代が、世界でもモテモテの日本女子を狙ってやってくる。どんな世界でも、真の新しいアイデアやイノベーションは、若者の思い付きではなく、シニアの経験から生み出されるものが多いのだ、経験あるシニアこそイノベーションを引き起こす起点となると思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生活習慣・行動
感想投稿日 : 2014年7月1日
読了日 : 2014年6月30日
本棚登録日 : 2014年6月30日

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