生きる力を伝えたい: 泣き虫先生の熱血教育論

著者 :
  • 幻冬舎 (2004年9月1日発売)
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感想 : 3
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パレードで先発の大園のやりまわしを見た時やコウキさん・宗さんを知ったとき。
若い憧れすら抱かしてもらえず“この人の様にはなれない”と感じてしまう。普段A級やB級の高いエネルギーを所有した人との出会いを求めているくせにS級の人に会うと心が折れてしまう。
しかし、今“勝てない、追いつけない”と書こうとしたら手がとまった。“その人になれない”とは思っていても“勝てない”とは思っていない。それは自分色の武器や苦味を持っているからかな。自分でもそう感じた自身に安心してる。
この人に勝てないと感じたのは地獄のスポーツトレーニングから逃げていないこと、不良にきちんと情熱と制裁を持って逃げずに立ち向かっていること‥つまり自分がいちばん不得手なことにこの人は立ち向かってきている。やはり今は心を鍛える(痩せる)、強くなると言うことでクラヴ・マガをすべきか。
またスポーツの素晴らしさを知った、自分はワークキャンプを唯一の価値観として信じている節があるけどこの人の話を聞くとスポーツもすごい。(ただそれは真剣にやっているからだけど‥)退屈そうに生きていた不良が努力し、涙する。そして日本代表の試合の持つ崇高な雰囲気。つくづく自身の中高時代の中身の無さを痛感する。試合前の国家斉唱で日の丸を見ながら涙するとか‥またスポーツ面は自身の弱点でもあるし。ここを避けていては自分の目指すところへ行けない様に思う。常に弱点を隠す生き方に終止符を。
またこの人の持つ大人への疑問。耳が痛かった‥いや痛みすら感じなかったのでは‥!?
そしてこの本が原稿用紙200枚だけ!?

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感想投稿日 : 2007年10月20日
本棚登録日 : 2007年10月20日

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