大河ドラマ予習本。
「光る君へ」の監修者でもある倉木一宏さんのXでのつぶやきやぼやきが面白い。あくまでドラマですから、フィクションとして楽しんでねが漏れ出ている。監修者の苦労がしのばれる。この本の中でも、道長と紫式部が幼少期に出会うことはありませんと。
それはそれとして、残された文書から読み解かれる藤原道長と紫式部の生涯は、非常に興味深い。源氏物語が広まるには背景があったのだなあ。今も昔もいい作品を作れば売れるというわけではないようだ。
研究でわかっていること、わかっていないことがきちんと書かれているので、大河ドラマで史実に基づくところ、膨らませたところがよくわかる。
しかし紫式部が実在することすら、証明するのは大変なんだなあ。筆まめの実資様に感謝。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月27日
- 読了日 : 2024年2月23日
- 本棚登録日 : 2023年11月27日
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