古代中国における死生観・死の乗り越え方が、仙人になる方法論について「死よりの再生」から「不老長生への養生法」へと変化していくさま、そのための仙薬・導引などの具体的手法についての文献がわかりやすく紹介された。不老不死を求めた皇帝と言えば始皇帝だが漢の武帝もそれに負けないほどこだわっていたこと、房中術の祖としてその用語の親和性からかつては老子が考えられていたこと、が印象に残った。
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- 感想投稿日 : 2021年3月31日
- 読了日 : 2021年3月31日
- 本棚登録日 : 2021年3月6日
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