神尾はるかはM大学の新入生。入学式で幼なじみの浩子によく似た学生とすれ違い、思わず「浩子?」と声をかけてしまった。
しかし、その学生が浩子であるはずはない。浩子は十数年前に故郷の村で行方不明になったままなのだ。
浩子が行方不明になった時、村の大人たち全員で捜索したが、ついに発見することができなかった。その後、村にはダムが建設されることになり、浩子の失踪の謎とともに村全体が湖の底に沈んでしまった。
十数年の時を経て、失われた村の秘密がはるかの前に姿を現しはじめる。
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- 感想投稿日 : 2016年8月1日
- 読了日 : 2017年7月10日
- 本棚登録日 : 2016年8月1日
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