凍りついた香り (幻冬舎文庫 お 2-2)

著者 :
  • 幻冬舎 (2001年8月1日発売)
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今でも彼の指先が、耳の後ろの小さな窪みに触れた瞬間を覚えている。まずいつもの手つきでびんの蓋を開けた。それから一滴の香水で人差し指を濡らし、もう片方の手で髪をかきあげ、私の身体で一番温かい場所に触れた
孔雀の羽根、記憶の泉、調香師、数学の問題
いくつかのキーワード身体死者をたずねる謎解きが始まる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月15日
読了日 : 2017年2月15日
本棚登録日 : 2017年2月15日

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