英梨々がサークルに残していった問題に直面するBlessing softwareのちょっとした危機が描かれていた.
英梨々とうまく仲直りできない恵.
英梨々に無意識のうちに影響を受けてしまい自分の絵が描けなくなってしまった出海.
これらの問題を解決するのに,倫也がとった方法が「英梨々ルートのシナリオを書く」だった.
個人的には,少し強引な面もあったことは否めないと感じつつ,しかし結果的にはうまく落ち着いた風になってて、読んでて面白かったのは偽りない感想に違いなかった.
それにしても英梨々ルートはほとんどアニメ版の脚本が元になってるのが明白で,作者の明け透けな態度が章タイトルにも現れていて,その開き直った態度にも苦笑を禁じ得なかった.
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2021年8月4日
- 読了日 : 2021年8月4日
- 本棚登録日 : 2021年8月2日
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