台湾旅行中、後で一気に読む。
幕末の激動の時代に生きた武士の人生が描かれている。その登場人物はほぼ皆が自分たちの「国」を案じている。彼らとは身分の違いもあろうが、自分と比較した時に、いかに自分中心に物事や人生を考えているかがわかった。そして何よりも自分が何で身を立てるのか、定まっていない事が情けなかった。「国」を案じる事は、今の時代だと少し遠すぎてピンとこないけれど、人間がアイデンティティを持つ事だと考えれば割と自然な気がする。し、意識し、「国」のる杉浦透はじめ、
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- 感想投稿日 : 2016年3月13日
- 読了日 : 2016年3月13日
- 本棚登録日 : 2016年3月13日
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