売上高2000億円のアパレル商社を舞台に繰り広げられる棺おけ行き異動あり、復活あり、暗闘あり、社内抗争ありの作品。
漱石『こころ』の「先生」と「私」が、現代の企業社会を舞台にすれば、どうなるか、がモチーフとなる。
「あの男」が「私」、「先生」が先代社長・南川、南川の愛人・古堂房江が「先生の奥さん」。この三角関係が軸となり、最終盤では想定外の方向に話が展開する。
・・・う~ん、世の中は所詮男と女だということか。
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- 感想投稿日 : 2014年11月16日
- 読了日 : 2014年11月16日
- 本棚登録日 : 2014年11月11日
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