静寂の叫び (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房 (1997年6月1日発売)
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本棚登録 : 122
感想 : 17
5

これは楽しめた!!

ストーリーは・・・聾学校の生徒と教員を乗せたスクールバスが、3人の脱獄囚に乗っ取られた。彼らは、放置されたままの食品加工場に生徒たちを監禁してたてこもる。FBIの危機管理チームの人質解放交渉担当者ポターは、万全の体制をしいて交渉にあたるが、冷酷にも、生徒の一人が凶弾に倒れてしまう。聾学校の教育実習生メラニーは、生徒たちを救うために、独力で反撃に出ようとするが・・・。

長い小説だが、一気に読めてしまう。話の展開も、すこぶるスピーディーだ。海外ドラマの「24」を観てるような小説。

ラスト近く、人質事件が解決したかと思うと、すごいドンデン返し!ページ数が、少し残ってたから、「もう、これで終わりなのかな?」って思ってると、予想もしてなかった展開に・・・。
推理的な要素は少ないものの、充分に楽しませてくれる小説だ。

ドンデン返し好きには、オススメ出来る一冊!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外推理
感想投稿日 : 2011年11月20日
読了日 : 2011年11月20日
本棚登録日 : 2011年11月18日

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