臨床の知とは何か (岩波新書 新赤版 203)

著者 :
  • 岩波書店 (1992年1月21日発売)
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科学は「普遍性・論理性・客観性」から成り「生命現象や関係の相互性」を見え難くしてしまった。臨床の知は、「コスモロジー・シンボリズム・パフォーマンス」から成り、科学の仮説と演繹推論に対して、直感と経験と類推の積み重ねで成立させるらしい。

知の手法にも色々あるもんだと思わされた。筆者の提案は今風に言うとパターン認識に近いのだと思う。よく知らんけど。しかし、難し過ぎた。前半何とかついてってたけど、中盤からイミフになって、後半の医療的な話は興味なくなってきてた。修行足りんわ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コラム
感想投稿日 : 2013年11月16日
読了日 : 2012年11月20日
本棚登録日 : 2013年11月16日

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