題名の通り世界史の中に登場する英雄や悪女のような女性たちを紹介した本
ただ、作者様は小説家のようですが文章はさして読みやすくないです。また全体的に歴史的事実と伝承を混在した伝記文学という趣が強く、世界史を学ぶ上で役に立つとはいい難いでしょう。その上、作者自身が空虚なフェミニズム的思想のもとで、歴史を評価しょうとする傾向があり、そのため作者の思想がうるさいと感じました。
総じてこの本は、世界史の解説書と言うよりは、世界史に題を取ったフェミニストのエッセイ本と言えるでしょう。
ただし、一応参考文献を各章の載せるなど最低限の努力はされているようなので(最もその参考文献もさして質の高いものではないでが)参考文献リストだけは役に立ったと言えます
【こんな人におすすめ】
特になし
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
複数の国
- 感想投稿日 : 2023年12月6日
- 読了日 : 2023年12月6日
- 本棚登録日 : 2023年12月6日
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