現場が動き出す会計: 人はなぜ測定されると行動を変えるのか

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2016年3月1日発売)
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・情報システムと影響システムが管理会計にはあり、後者を忘れてはならない。
・一見すると矛盾するようなことに総合的判断を下すことが、経営の本質である。
・経営の本質は「他人を通して事をなす」ことにある。情報システムだけではなく、影響システムをうまく使うことが欠かせない。
・会計データは、現場想像力を働かせて解釈しなければならない、あくまで「現実の写像」であり「現実そのもの」ではない。
・現場想像力とは「こう測定すると、人の行動はこう変わる」という因果律の蓄積である。それを身体に染み込ませるには、人間に対する理解の蓄積、データと現実に付き合わせの経験の蓄積、という2つの蓄積が重要となる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 会計
感想投稿日 : 2016年10月17日
読了日 : 2016年10月17日
本棚登録日 : 2016年10月15日

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