甘栗と金貨とエルム

著者 :
  • 角川書店 (2006年9月26日発売)
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本棚登録 : 280
感想 : 60
3

高校生の甘栗晃は亡くなった父親の代わりに、探偵の依頼を受けた。
突然居なくなってしまった母親を探してほしい。
ナマイキな小学生の淑子の依頼を、甘栗少年は解決できるのか?

高校生や小学生が主人公の話なのであたたかいイメージを持つかもしれませんが、
以外に大人の事情が多く絡み苦く感じました。
ただ、作品全体の独特の雰囲気や主人公のやけに大人びた様子は、他の本にはなかなかないものだと思います。
表紙もとてもきれいでやわらかく、いい感じなので一度手にとっていただきたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー〔事件〕
感想投稿日 : 2009年3月28日
読了日 : 2009年3月28日
本棚登録日 : 2009年3月28日

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