人生で忘れられない恋。忘れられない人。世界で一番大切な人を失っても、世界は刻々と進んでいく。あの人の代わりはいない、けれど自分の代わりなど山ほどいる。忘れたと思ってもふとしたきっかけで、あの日押し殺した感情がいとも簡単に溢れ出す。人間は合理的でいたいと願っているが、全くもって非合理的な生き物だ。頭でわかっても心がごねる。そんな言葉にならないような非合理的な感情が、リアルに表現されていて、思わずドキッとした。
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- 感想投稿日 : 2019年9月8日
- 本棚登録日 : 2019年2月11日
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