真の児童文学とは、「児童のための文学」ではなくて「児童でも読める文学」である、といったようなことを河合隼雄が言っていた。まさにこれは真の児童文学であろう。
一読後は子供は子供なりに考えるだろうし、大人もまた然り。
子供は外的には弱く小さな存在だけど、その内面には大人と同じかそれ以上の広大な宇宙が広がっている。宇宙の全てを理解するのができないように、子供の宇宙も理解はできないだろうけど、そういった宇宙が広がっていることはわかっておきたい。
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- 感想投稿日 : 2013年3月26日
- 読了日 : 2013年3月26日
- 本棚登録日 : 2013年3月26日
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