杉原の吸い寄せられるようなパスで前へ前へ行く風祭。ついに3-3に並ぶ。試合はどんどん展開し、最終的には6-5でBは負ける。
選考はもめるが、風祭と小岩は補欠として選ばれることに。
3日間の合宿を終え、桜上水に帰ってきた三人。水野と風祭、周囲は選抜との違いを実感する。そしてシゲ、高井をケガで欠いた桜上水の夏の都大会は明星に破れあっさり終わる。風祭は桜上水を忘れかけた自分を責めるが暖かいチームメイトに応援される。
そして、選抜は突然の入院で監督交代に...。ワクワクする風祭だが、共に練習できてもユニフォームも与えられず試合に出られない環境が苦しくて...。
あんなに予選を克明に描いたのに、選抜に行った途端軸足が見事に移るバランスもすごいなってくらいあっさりなのが少し寂しいけど、そこは主人公の成長だと思うしかない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
16歳-17歳【2001-2002-】
- 感想投稿日 : 2012年5月31日
- 読了日 : 2002年11月11日
- 本棚登録日 : 2010年11月11日
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