瀬戸内海に浮かぶ斎島の遠い親戚・葛城の神事に招かれた闇己。ケンカしたことで追ってくる七地は船の中で真前たちに会う。神事の内容は海神を身に降ろし、アチメとセックスし島に恩恵(沈まないように)をもたらすこと。
何も知らずに3姉妹の中から選べと言われ、闇己は三輪族の末子相続の例に習い、澪湖を選ぶ。幼い頃から自分が選ばれると教育の厳しかった長女・佐那女は憎しみを感じる。二女の安柘は闇己に神事の事を話し、その時使われるロハ(南米の麻薬)を見せ警告する。
帰ろうとする闇己はロハの香にやられ、澪湖はカモっていたボーイフレンドに仮死状態にされるが、見ていた佐那女は神事の為に放置させる。
最初はイモっぽい佐那女を気持ち悪く感じるけど、冷酷な面が見えてからは逆に人間でないような感じが結構好き。唯一マトモな安拓は良い子だし闇己とくっついてもいいなぁと思ってたけど、最終的に無理が生じたのは気の毒。
読書状況:読み終わった
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15歳【2000-】
- 感想投稿日 : 2012年4月12日
- 読了日 : 2009年10月11日
- 本棚登録日 : 2009年10月11日
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