葉加瀬太郎さんは、テレビによくでてくるバイオリニスト。
実は、絵も本もかいている。
まったく、気楽な本だが、なかなか含蓄がある面もある。
(1)ひらめきは、神様からのプレゼントのようなものだと思う。そのプレゼントは努力していない人間のところには届かない。(p196)
(2)フランス革命が起きたのは、モーツアルトが死ぬ2年前のこと。彼が宮廷を捨てたのと同じくして、封建体制を打倒する動きが始まった。(p151)
(3)ミュージシャンが学歴で商売しようとしてもロクな結果にならない。(p61)
葉加瀬さんは芸大だが、どこの世界でも学歴では商売にならない。
フェイスブックに個人情報が書いてあるので、東大卒業生向けの就職案内がでてくるが、東大ということで求職する企業などまったくあてにならないと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年9月24日
- 読了日 : 2012年9月24日
- 本棚登録日 : 2012年9月24日
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