前著の続き。
休日に、少し落ち付いて宗教のことを考えるのもいいものだと思う。
①釈:ウェーバーのプロテスタントが果たした資本主義への貢献を、日本では浄土真宗や石田梅岩の商人道が果たした。(p148)
大きく出ましたね。でも、マックスウェーバーの説も中国とかに資本主義がでてきているので、なんか色あせてきましたね。古典ではありますが。
②内田:オカルトと科学を切り分ける境界線があるとすれば、私は「倫理性」ということにつきると思います。そして、それはオカルトと宗教を切り分ける境界線と本質的にはかわらないだろうとも思うのです。(p131)
③釈:真宗はあ、日柄、方角などの習俗・俗信、占いやまじないに迷わないことをモットーにしています。大安や友引といった六曜を無視し、死は穢れでないので、忌中の札もはらず、そしてお清め塩は使わない。(p94)
確かに、神道とか民間信仰だと、けがれの話が多すぎるので、それを超越する真宗は強いところがあるね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
宗教学
- 感想投稿日 : 2011年11月20日
- 読了日 : 2011年11月20日
- 本棚登録日 : 2011年11月20日
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