英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄(祥伝社新書) (祥伝社新書 351)

  • 祥伝社 (2013年12月2日発売)
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本棚登録 : 495
感想 : 41
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こういう本を書く人が居て、歴史の見方(史観)には視点によって色々な見方があることがよくわかる。事実・史実は一つでも解釈のしかたや史実の裏側にある思惑や狙い、意味合いなど、史実そのものをねじ曲げて宣伝する国があるが、これはやり過ぎ。一方日本は日本としての見方、意味するところをもっと戦略的に発信すべきだろう。
自分もこれまで数々の歴史本を読んできたが、子供の頃から教科書を中心に習ってきた歴史というものが戦勝国史観であったことがよくわかる。数々の見方があり、それを見て自分の考えを創っていくのが勉強だと思うが、日本の教育は一つの史観を教え、設問に対して再生させることを目的にしているようで創造とは程遠い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月11日
読了日 : 2021年1月19日
本棚登録日 : 2024年2月11日

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