なぜニセコだけが世界リゾートになったのか 「地方創生」「観光立国」の無残な結末 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社 (2020年12月23日発売)
3.30
  • (3)
  • (11)
  • (13)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 137
感想 : 17
4

庶民には無縁とも言えるニセコの、「今」と「これまで」を学ぶにはとても良い本でした。日本企業はバブルで一度敗北し、ニセコは外資の割合が多くなった。日本企業は観光業で盛り返せるのか。「幕の内弁当」的な展開ではなく、「選択と集中」が必要だというのは心の底から同意である。一方で、しかし世界の富裕層を集めるには、ワールドクラスのホテルやブランド店が必要というのもなるほどと。ハイクラスの観光業について、色々と考えさせられました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書、教養
感想投稿日 : 2021年10月31日
読了日 : 2021年10月31日
本棚登録日 : 2021年10月31日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする