東大の入試問題を題材に、ロジカルな文章を書くとはどういうことか、丁寧に論じてくれる。入試問題だし、東大だし、さらにはロジカルだし、っていうことで、ややこしく感じるところはあった。スラスラ読み飛ばせる感じではない。それでは、そもそも丁寧に、とはいえないしね。一回読んだだけで本書の内容を咀嚼できた、とも思えない。でも、あれこれ刺激にはなったな。本書自体の論に加えて、入試問題として出てきた文章も、けっこう面白く、あれこれ考えさせられた。入試って、もう関係ないと思っていたけど、実はけっこう面白い問題もあるんだね。
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- 感想投稿日 : 2018年6月10日
- 読了日 : 2018年6月10日
- 本棚登録日 : 2018年6月10日
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