不滅の書

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年6月25日発売)
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本棚登録 : 38
感想 : 8
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はぎこうすけ。ドイツ哲学ショーペンハウアーをベースした壮大な物語。

第一章 扉
現代日本、滝川隆はインドで行方不明となった兄の残した智慧の書(ショーペンハウアーの意志と表彰の世界?)を頼りにする。
第二章 言葉
革命期フランス、デュペロンはウパニシャッドペルシア語からラテン語に翻訳。その本を少年時代のショーペンハウアーが購入。
第三章 信頼
17世紀ムガル帝国実在の皇太子ダーラー・シコーは学者を集めヒンドゥー教の聖典ヴェーダの一部ウパニシャッドをペルシア語に翻訳。
第四章 憧れ
再び現代日本。滝川隆はインドに旅立ち。時間を越える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(日本)
感想投稿日 : 2018年8月10日
読了日 : 2018年8月9日
本棚登録日 : 2018年8月10日

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