この番組の存在を知らないのだが、この本でエッセンスを短時間で読めてよかった。
全然OKが、夏目漱石や芥川龍之介も使っていた用法だったとは。戦後の若者言葉批判の中で、文部省を巻き込んで全然+否定のみとなっていたとのことで、まさに昭和の教育を受けた自分はアウト。
とんでもございません、は正しい日本語として認められたそうで、そもそも
とんでもない、で1語としてきた説自体も、語源を辿れば と+で+ない、
と考えられるとのこと。
言葉は変化していくもので、正解はないのだな。 全然OKを自分で使えるとは思えないが、他人の言葉遣いには寛容であるべきと理解した。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2011年8月5日
- 読了日 : 2011年8月5日
- 本棚登録日 : 2011年8月5日
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