老人の描写から入るこの作品は、ひどく暗くおどろおどろしい雰囲気をかもし出している。
少女殺害から、それぞれの人間関係があらわになっていくのだが、そんな人間関係とは関係のない少女が殺されることが最後まで不憫でたまらなかった。
いろいろな事情はあると思うが、子どもを巻き込むのはあまりにも大人気ないし、少女殺害きっかけで大人の事情があかるみになったからって、なんの意味があるのだろうと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説 文庫本
- 感想投稿日 : 2020年7月25日
- 読了日 : 2020年7月25日
- 本棚登録日 : 2020年7月25日
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