フリーカルチャーをつくるためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環
- フィルムアート社 (2012年5月25日発売)
本棚登録 : 312人
感想 : 12件
自分で発明した機器や自分で創った物のプロセス【成り立ち方、過程】が共有されることによって新たな機器や物が産まれていく。確かに他人に共有し、応用的創造されていくの面白いと思った。けど、そこには元々創った人への尊敬をないがしろにしていけない。それはタダの模倣であるし、最初に創った人との人間関係を大事にできない限りは、持続的創造は出来ないとこの本を読んで思った。師匠から弟子に継承すると同じく、機器や文化を創るプロセスを社会に継承していけば面白く、創造的な社会ができると思う。ただし、ただ自由に創る中でいろんなカオスやバグが起こると思うが、ここでつなぎ役的なキュレーター、創造や問題解決を促進するファシリテーター、問題を監視するモニターの役割が必須となると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2012年8月12日
- 読了日 : 2012年8月12日
- 本棚登録日 : 2012年7月10日
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