30代の冴えない会社員がひとりの夜に待望のVRMMOを始める。
パーティ組むのも億劫だし、ひとりでのんびりとやりたいからと、敢えてハズレのスキルを選んで。
弓なんて役に立たないと初っ端から蔑まれても、マイペースでスキルを磨く。
でも、料理を作れば売れまくり、何故か注目される存在へ。
そんな中、運営からイベント「妖精たちの舞踏会」のお知らせが。
現実の様子はほとんど描かれないので、VRMMOでの生活が現実のことみたいに思えてくる。
私も参加してみたいなー。
そしてこれがいつか、マ*リックスになるのかも。
運営の匙加減でガラリと変わる価値観はちょっと怖い。
周りがヒーローのように大剣を振り回し、派手な魔法を使うのを横目で見つつ、淡々と自分のしたいことを突き詰めていく、そんなアースが素敵。
いろいろと不運な目にも遭ってるはずなのに、それが好転していくのも楽しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
楽
- 感想投稿日 : 2021年10月19日
- 読了日 : 2021年10月19日
- 本棚登録日 : 2021年10月19日
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