杏ちゃんって「デカ!元気!口おおきー」という印象だったけど、これを観て綺麗な人なんだわーと改めて思う。
天真爛漫な世間知らずのお嬢様を好演。
草笛光子と富士純子の女系家族がゴージャスだったし。
このドラマはシドニーなんたら監督のあの映画をかなり意識しているんだろうな。
ニノ以外は映画のイメージそのままだったような。
ポアロの野村萬斎さんも不自然な演技だったし。
普通の人じゃダメなんだよねポアロだもんね。
となんとか納得させておく。
玉木さんはお坊ちゃん外交官役が似合ってた、声が高いし、なんで人気なんだろうと思ってきたけどこれはきまってた。この夫妻がいい味出してたー。
二夜目の原作にはない犯人側を追うストーリーが面白かった。
折れそうになる気持ちと焦りと迷いと。
八木さんが驚くほどハマり役で最後に妙に潔いしたたかさ?も見事だった。
でもラストが明るすぎるのがありゃー。
殺人なのにな。
スーシェ版のポアロでのあの息詰まるような苦悩ぶりと対称的で呆気にとられた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2015年3月3日
- 読了日 : 2015年3月6日
- 本棚登録日 : 2015年3月2日
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