ちょっとマンネリ化かな……と思ってたらこの路線できたか。
おじさんの俺TEEEEEEEEは相変わらずだが、都合が悪いことはすぐリセットしてた悪い意味でのゲーム世代の短絡さが少し改善された。勇者一行トリオもそれぞれキャラが立ってて気持ちのいい奴ら。おじさんは既にエルフとロリから惚れられてハーレム充足だし、アリシアを巡る幼馴染ふたりの三角関係に期待したい(今んとこそんな雰囲気全然ないけど……)
また屈折してるなりに、「自分たちの力でクリアするのが正しい」と主張する男気を見直す、もとい惚れ直す。王都で進行する陰謀にも介入するのだが、その動機が旅の途中で出会った勇者たちの身を案じて……だったり、いやいやおじさんどうしちゃったのおじさん主人公してるやんええヤツやん改心したの??
まあ騎士団長矯正のきっかけはトラウマ鬼担任の体罰だったりするのだが……
たかふみと藤宮さんの恋愛は進展なしで停滞中。今巻はむしろおまけが本番、おじさんのセガへの愛と語りが爆発する。実在のゲームの写真なども使用して詳細に魅力が解説されるので、当時のプレイヤーはたまらないのでは?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月2日
- 読了日 : 2020年5月2日
- 本棚登録日 : 2020年5月2日
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