2022年のフランス大統領選でイスラム政権が成立したら-
超近未来の、もしかしたらほんとうに起こり得るかもしれないディストピア?小説。
具体的にかかれる政策が真実味があって怖い。
政治に疎い無気力系(のように見えて、実は世俗欲の塊)インテリ層の主人公が徐々にとりこまれていくのも恐ろしい。
むかし「選択の化学」を読んで、選択肢や自由がありすぎることと幸福はイコールじゃない、と思ったが、
人類がほんとうに「幸福」になるには、選択肢を極端に減らして「服従」するしかないのか、、、
不穏なラストにも考えさせられた。
読書状況:読み終わった
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フィクション
- 感想投稿日 : 2016年10月15日
- 読了日 : 2016年10月15日
- 本棚登録日 : 2016年10月15日
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