宇宙本コーナーにあったので手に取ったのだが、ゴリゴリの数学だった。が、読むうちにどんどん引き込まれ、結果として宇宙本を読むより何倍も面白かったと思う。加藤先生は本当にすごい!難解な理論を喩えを用いてこんなにもわかりやすく説明できるとは。加藤先生自身もIUT理論に熱狂しているんだろうなあと思わせる熱い文章で、画期性、有用性、イメージ感が伝わった。本書には数式はほとんど出てこないので置いていかれずワクワクが持続したが、論文だけなら意味不明すぎて興味を持つことすらなかっただろう。出版に本当に感謝。加藤先生は他にも一般向けのライトな数学本を執筆しているようなので、そちらも読みたい。
(どうでもいいけど、inter universeと日本語訳の宇宙際ってわりと受ける印象が違う気がする。。inter universeの方がしっくりくる。)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月3日
- 読了日 : 2022年1月3日
- 本棚登録日 : 2022年1月3日
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