なんとなく道元の仏教を感じることができた。
驕り高ぶることなく、物事に善悪をつけず、師の言うことを無条件に受け入れ、修行に打ち込む。
確かにこれは理想であって、これが達成できれば、仏教はいつまでも優れたものであったのだろう。
ただ、実際には修行を受けた全員がこの境地に至ることはできず、(実際非常に難しいことだと思う)仏教は堕落し、真に仏教的観点を得たければ、自分で尊敬できる師を選ぶべきなのである。
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- 感想投稿日 : 2017年2月27日
- 読了日 : 2014年1月14日
- 本棚登録日 : 2013年12月23日
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