正法眼蔵随聞記 (ちくま文庫 ミ 1-1)

制作 : 懐奘 
  • 筑摩書房 (1992年10月1日発売)
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本棚登録 : 253
感想 : 13
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なんとなく道元の仏教を感じることができた。
驕り高ぶることなく、物事に善悪をつけず、師の言うことを無条件に受け入れ、修行に打ち込む。
確かにこれは理想であって、これが達成できれば、仏教はいつまでも優れたものであったのだろう。
ただ、実際には修行を受けた全員がこの境地に至ることはできず、(実際非常に難しいことだと思う)仏教は堕落し、真に仏教的観点を得たければ、自分で尊敬できる師を選ぶべきなのである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年2月27日
読了日 : 2014年1月14日
本棚登録日 : 2013年12月23日

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