新書365冊 (朝日新書 6)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2006年10月1日発売)
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本棚登録 : 578
感想 : 75
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評論家・宮崎哲弥による新書の書評本。
月刊誌に連載されていたのをまとめたものです。

読んでから初めて知ったけど
連載中毎月60〜100冊出る新書すべてに目を通した上での
評論ということでまさに博覧強記とは
このことだと感じた。

ということで信頼度はばつぐん。
今はこれを頼りに新書を読み漁っています。
確かに難しくて理解に時間を要するけども
はずれは今のところナシ。

個人的には
第二章で取り上げられていた
「議論のウソ」が興味深かったと思う。

ってこんな偉そうなこと書きながら
紹介されたものを全部読み切るには
1年はかかりそうです。

ちなみに最後の章にworst本が紹介されているけど
ベストセラーになったものも
内容に問題があれば容赦なく
一刀両断にされていて面白かった。

ただ残念ながら
専門ではないからなのか
「科学」の章が少し弱くなっている。
あと小難しい文体が必要ないんじゃ・・と思うぐらい
多用されていてちょっと鼻についてしまう。

もう少しかみ砕いて書いてくれたら
分かりやすくなるのに。。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2009年4月1日
本棚登録日 : 2009年4月1日

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