「一見平穏な日常生活の中に潜む恐怖」を扱った短編小説集。「モラルの罠」「システムの穴」「偶発」「痛み」「贈り物」の5編を収録。それぞれ結構面白かった。モラル、システム、贈り物が犯罪もので、それぞれ胸糞悪い犯罪。偶発はコワイ女たちが出てくるが、ある意味痛快。痛みも、痛快かと思いきや、もう1つどんでん返しがある。
初出が2000年~2003年で、既に微妙な古さを感じる年になったのだなあ、という感慨もあり。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年9月13日
- 読了日 : 2018年9月13日
- 本棚登録日 : 2018年9月13日
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