出口の見えない状況で、現状を打開しようとせず決断を先送りしたまま山荘で時間稼ぎのような、現実逃避のような暮らしをする息子と父親。何も起こらないし、起こさない。道は一つしかないのに、選ぶ勇気がないのか見てみぬふりで自分をごまかすような。でも、きっとそれが現実なんだと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年12月13日
- 読了日 : 2010年12月13日
- 本棚登録日 : 2010年12月13日
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