入社1年目の教科書

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2011年5月19日発売)
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本棚登録 : 653
感想 : 70
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(読んでいただきたい人)
ー後輩、部下指導を行う人
ー新人研修を行う人
ー転職、異動1年目の人
ー会社での評価を上げたい人
ー具体的な仕事の取り組み方が分からない人

(感想)
ぜひ、これから就職して行く人達に入社する前に読んで欲しいと思ってます。
現在、私は外資系コンサルティング会社で働いている新卒1年目ですが、私はこの本を入社する前に読みました。入社後、私は衝撃を受けました。この本に書かれている内容は、会社で仕事ができると言われている人達が実践していることだらけだったからです。私はすぐに読み直し、自分の現在の仕事環境で実践して行きました。具体的に何をするべきかが書かれているので、すぐに実行する事が出来ました。

(内容・構成)
本書では、仕事をする上で、大事な考え方や具体的な方法が書かれている社会人にとっての教科書である。仕事を通して自分自身の成長を加速させる為の3つの原則と具体的な方法を紹介している。まず、3つの原則は、1つ目が『頼まれたことは、必ずやりきる」。2つ目が「50点で構わないから早く出せ」。3つ目が「つまらない仕事はない」。これら3点はどんな仕事においても、仕事のスピードを上げる為に必要な考え方である。これらをベースの考え方として、実際の仕事の現場で使える具体的な方法を50個に集約してわかりやすく説明している。

(私が感じる重要な5つのポイント)
①「何のために」で世界が変わる(P.26)
②会議では新人でも必ず発言せよ(P.52)
③仕事は盗んで、真似るもの(P.80)
④ミスをしたら再発防止の仕組みを考えよ(P.162)
⑤ビジネスマンはアスリート(P.182)


(教訓)
ー自分がしている仕事がどの目的を達成する為に必要な事なのかを考える事
ー何らかの形で会社に貢献する事が自身の存在価値があり、社会人としてのルールである
ー仕事は真似ること、盗むことでしか身につかない
ー失敗は必ず起こりうるもの。だからこそ、最も大事なことは同じ失敗を二度繰り返さないこと
ー毎日の自己管理を怠らず、最高のコンディションで仕事に取り組む

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス本
感想投稿日 : 2020年5月6日
読了日 : 2020年5月6日
本棚登録日 : 2020年5月6日

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