龍は誘う 四龍島シリーズ (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (1996年2月2日発売)
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本棚登録 : 95
感想 : 7
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3冊目のこの作品では、大龍の隠し子騒動が持ち上がります。
そんな中、マクシミリアンは飛を騙して車に乗せ、西湖へ向かいます。西湖には、かつての仲間であった小虎の妻である春華が静養に訪れており、すぐに帰れなくなってしまった飛。
そんな二人の元へ、春華と親しくなった絲恋が訪ね、マクシミリアンに襲いかかり…。
難を逃れて調べを始めた飛とマクシミリアンに、正統白龍を戴くために龍の椅子を譲れと迫る敵。
人質を取られて身動きの出来ない飛をよそに、マクシミリアンは淡々と舟に乗るが…。
絲恋の真っ直ぐな、けれど叶うことのない愛が切ない一冊です。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2004年10月25日
本棚登録日 : 2004年10月25日

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