覚えのない女性からの電話により、「魔神館」と呼ばれる洋館の落成パーティに参加することになった高校生・白鷹黒彦。果たしてそこは、12星座に見立てた石像と、妙な配置の部屋がひしめく妖しげな洋館だった。そんな館での夜、不可解な殺人事件が発生。嵐で孤立する中、その後もありえない状況で次々と人が殺されていく…犯人は参加者か、それとも館に佇む魔神像の仕業か!?黒彦と世界最高の知性・犬神清秀の推理が始まる。
うーん。正直、そんなオチあり?ってなった。誰がどんな理由でどうやって事件を起こしているのか。すごく気になった。だけど、結構なボリュームだからかなかなか進まない。ちょっと読むのに苦労したところはある。そして、探偵役だと思っていた人物の失踪。事件も佳境に入って、何度か推理ショーが開かれるが惜しいところで合っていない。
そして、最後の最後に導かれる推理。え?は?ってなった。それはいいけど、ちゃんとした真犯人はいるんだよね?って思ったけど、結局そういうのはいなくて終わってしまった。なんだったの…一体。
タイトルの副題になっている少女のハテナちゃん。確かに、可愛い子ではあるけど14歳の割には幼くないか?ってすごいなった。ぶっちゃけ私の中では10歳ぐらいの女の子だと思ってたよ。まぁ、それには理由があったけど、それにしても…ってかんじだった。あと久しぶりに僕っ子だったというどうでもいい感想も。
なんか評価が低い意味がわかった。これだけ風呂敷広げて、そのしまい方がなんか…ってかんじだし、読むの少し苦労しながら読んだ結果がこれかぁってなった。
2023.2.21 読了
- 感想投稿日 : 2023年2月22日
- 読了日 : 2023年2月22日
- 本棚登録日 : 2022年10月31日
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