夜がどれほど暗くても

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2020年3月14日発売)
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感想 : 101
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内容紹介 (Amazonより)
志賀倫成(しがみちなり)は、大手出版社の雑誌『週刊春潮』の副編集長で、その売上は会社の大黒柱だった。
志賀は、スキャンダル記事こそが他の部門も支えているという自負を持ち、充実した編集者生活を送っていた。
だが大学生の息子・健輔(けんすけ)が、ストーカー殺人を犯した上で自殺したという疑いがかかったことで、幸福だった生活は崩れ去る。スキャンダルを追う立場から追われる立場に転落、社の問題雑誌である『春潮48』へと左遷。
取材対象のみならず同僚からも罵倒される日々に精神をすりつぶしていく。
一人生き残った被害者の娘・奈々美から襲われ、妻も家出してしまった。
奈々美と触れ合ううちに、新たな光が見え始めるのだが……。






1ヶ月くらい前に読み終わっていたのに レビュー書くのを忘れていました。
WOWOWで上川隆也さん主演ドラマ化と知り読んだのでした。
真犯人を推理する内容なのかと思い読んでましたが  そうではなく被害者家族や加害者家族の世間からの誹謗中傷などで更なる被害が降りかかってくるといった内容でした。
ラストに真犯人がわかるのですが えっ?そうなの?って思ってしまいました。
殺人犯の家族の立場って ちょっと恐ろしすぎて想像出来ません。もう生きていけないと思ってしまいそう...

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中山七里
感想投稿日 : 2021年1月15日
読了日 : 2020年12月14日
本棚登録日 : 2020年11月1日

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