授業で学級をつくる

著者 :
  • 東洋館出版社 (2022年3月22日発売)
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本棚登録 : 191
感想 : 18
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特に「実践編」の、メモを取る手が止まりませんでした。
・何より「基礎的資質」を授業を通じて育てる
・「まぁいいか」などと
 一旦おろそかにすることをしない
・良い姿を見つけて広める
・年度初めこそウラのねらいを重視する
 →返事だったらその一つをねらいに
 →その気になれば全員が挙手できる場面を
  意図的につくる
 →挙げ方も指導する
 →書かせる際は量も指示(◯分なので◯行)
・道徳の教材文のあらすじを
 ペアで交互に言っていく
・前の授業の終わりに準備する癖をつけさせる
・放っておくと遅い。音読も発言も。
・説明文は「復習タイム」で
 話し合う際の「基礎」を保障
・手紙配付は班ごとに取りに来させる
・名前を丁寧に書かせる。
 テストも名前を書いて持って来させる
・提出させるときは教師に向け、一言添えて。
・作文指導は段階を踏んで書かせ、点検する。
・「句読点読み」を徹底して指導
・今、目の前で起こったことを
 「教材」として考える
・なるべく直接的に言わず、
 子どもに考えさせ、言わせる。
・振り返りには友達の名前を入れる

「少し早く学習を進められるからって、それは偉いことなのでしょうか。自分が終わればそれで良いのでしょうか。それって、かっこ悪くないですか。」「力のある人は、その力を、人のことを考えることに使うものですよ。そういう人が、クラスの良い雰囲気をつくるのです」
「あなたが注意していいのは、あなたの勉強が邪魔されたときですよ」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月24日
読了日 : 2024年3月24日
本棚登録日 : 2024年3月24日

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