日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

著者 :
  • 筑摩書房 (2008年11月5日発売)
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本棚登録 : 1399
感想 : 189
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普遍語として英語が機能していく未来は避けられない。私達日本人はそれはデメリットしか見えないかもしれない。
だけど、普遍語ではない言葉を母語にしているからこそ、普遍語では思考しにくい事を思考できる可能性も秘めている。日本語を母語としているからこそ出来る何かを考えて模索していく事が重要なのかな。
全ての書き言葉をローマ字にする案が過去に出ていたようで、それを止めてくれた先人に感謝。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2020年8月22日
読了日 : 2020年8月22日
本棚登録日 : 2020年6月21日

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