〈香り〉はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療 (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版 (2012年8月8日発売)
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読了:2012/10/28

データの見せ方(この数値が高いのか?低いのか?グラフからじゃわからん)とか、あやしいなぁ、と思わせるところがいくつかあった。鵜呑みにしたらあかんやろうなぁ。

p. 66 一般的に分子量が小さい成分ほど早く皮膚に浸透し、分子量が大きくなると遅くなります。スキンケア化粧品でよく耳にする、「○○成分をナノ化」というキャッチフレーズは、分子量が大きいものをナノ粒子化して経皮吸収しやすくし、効能が皮膚の奥まで届くことをアピールしているのです。ちなみに水溶性の成分は肌表面の角質を潤すだけで、皮膚の深いところには入っていきません。精油の成分はナノ化と呼べるほど小さい分子量ではありませんが、脂溶性なので真皮乳頭の毛細血管から入り込むことが出来るのです。

p. 126 グレープフルーツの精油を嗅ぐと、交感神経が優位になり、脂肪を燃焼させて体の内部から熱をつくりだそうとして体温上昇が起こります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書・読み物
感想投稿日 : 2012年11月4日
読了日 : 2012年10月28日
本棚登録日 : 2012年10月28日

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