わあい4巻。いろいろ状況変化の4巻。ネタバレしますよ。
北極出地を終え、江戸に帰還する春海。建部の死、嫁にいったえん、関への再挑戦。どこか逃げていたような現実が一度に押し寄せ、ぐらぐらとする春海。しかし闇斎の言葉が自分を見つめるきっかけとなり、同時に兄が碁所につき、勝負碁によって安穏とした碁を打ち破ると宣言する。不変の碁に疑問を感じ始めていた春海は、これによって再び碁の世界に…なるのかな?そして春海もまた嫁をとり、守るものを手に入れる。そんな転換部分な4巻。
碁、算術、暦、天測と今は全部半端だけれど、人より大きな器だからこそ空の部分に注ぎたくなる。そのまま目の前にきたものを受け入れれば良い。闇斎が春海に言う言葉は、器用貧乏タイプにとって泣きたいくらいの支えになる。
それにしても毎回言っているけど道策が癒しキャラクター以外の何者でもない。かわいいよ道策。春海嫁のことさんもかわいいよ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年3月31日
- 読了日 : 2013年3月30日
- 本棚登録日 : 2013年3月31日
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